お客様からいただく「相互リンク」に関しての疑問の一つに、
「自社管理しているサイト同士を相互リンクすると、ペナルティを受けてしまうのか?」というものがあります。
例えば、あなたが結婚にまつわる情報全般を扱うサイトを運営していて、
新たにウェディングドレスに特化したサイト立ち上げ、相互にリンクさせたい場合などは、
上記の疑問が浮かんでくるのではないでしょうか?
この場合、重要になってくるのが、「関連性」と「規模(リンクの数)」です。
運営サイト同士に関係性があるなら、それらを相互リンクしても通常は問題ありませんが、
関係性が低く、数も多くなると問題になり得えてきます。
「関連性」とは、先ほどの例を用いると、
「結婚」と「ウエディングドレス」は関連がありますが、「ラーメン」は関連性が低いのは明白だと思います。
しかし、いくら関連性が高いと言っても、「結婚」についてのサイトへのリンクが
50も100もある必要もなく、それらを不自然なリンクとしてみなされてしまいます。
ですが、一般的な企業サイトがこうしたことを神経質に気にする必要があるとは思えません。
サイトの公開当初に得られるリンクは、通常そこまで多くはないと思います。
自社で管理・運営しているサイトが、それなりにリンクを得られている状態であれば、
まずはそのような自社サイトからのリンクを受けるということは
ごく当たり前に行われることですし、SEOにも有効な施策です。
その上で、冒頭の記事のアドバイスにある程度従うのであれば、
ユーザーが
・全部を「相互リンク」という形式にならないようにする
・管理サイトが10サイト以上の規模であれば、リンクし合う分をテーマの関連度の高い数サイトに絞る
ということになるのではないでしょうか。
しかし、今回はあくまで「相互リンク」という形式に限定したもの。
一方的にリンクを送るとなると、また別の議論になっていきます。
相互リンクやSEOスパムに使われる手法については、
Googleのスパムチームもより厳しくチェックする傾向が、やはりあります。
悪意がないにせよ、検索エンジンから評価を下げられてしまうケースはあり得ますので、
このような情報は、常に注意深く見ていくと良いでしょう。