今や、事業を行うにあたってホームページは必要不可欠な影響です。
デザインや文章などこだわるキーポイントはたくさんありますが、
制作にあたり真っ先に気になるのはやはり「料金」ではないでしょうか。
なるべく安く作るため、ツールの活用を検討される方も多いと思います。
この記事では、ツールを利用する際に注意しておきたいポイントについて、簡単にご説明いたします。
詳しい解説記事へのリンクも記事内でご紹介していますので、そちらもぜひご参照ください。
無料(※)でできるホームページ制作ツールはインターネットで検索するとたくさんありますが、
「とりあえず形だけ作りました」というホームページは作成できても、
そこへの集客、反響入手となると、自分ひとりではなかなか難しいものです。
(※無料ホームページ作成ツールとはホームページのテンプレート・ひな形を
フリーで利用できるホームページ作成ツールです)
一般的な作成ツールの機能は、ブログとほぼ同様の仕組み。
無料ブログサービスと違う点は、ホームページの据え付けに不可欠となる、
サーバー代や管理費が別途掛かる点で、
月額〜1年ごとに保守管理費として出費を支払う必要があります。
ホームページ作成ツールでは、初期費用は安価にても、
運用・更新には別のツールの利用が必要となり、多額の経費が発生してしまう可能性もあります。
制作費の安さだけを追求するならば「フリー」に越したことはないのですが、
原稿や画像、どのような構成にするかなど、1から10まで手間が掛かかる点は留意しておいてください。
無料のホームページ作成ツールや格安サービスについて、詳しく知りたい方は、
こちらの記事でまとめていますのでご一読ください。
▼無料ホームページ作成サービスについてのまとめ
『ホームページ作成の無料・格安ツールまとめ。2022年版おすすめの使い方も』
加えて難しいのは、ホームページへの集客です。
ホームページは何らかの目的があって作成すると思いますが、
よほどの知識と技術がなければ、影響力のあるホームページを作る事は難しいでしょう。
そこに費やす時や労力は思っている以上に膨大です。
自分で作るリスクは時間や労力だけでなく、挫折する危険性もありますので、
コストと労力のバランスについては、いちど専門会社に相談されることをおすすめします。
成功するホームページの作り方については、別の記事で詳しく解説しています。
▼ホームページの作り方はこちら
『ホームページの作り方|自分で?無料で?プロが解説するおすすめのホームページ作成』
ホームページで反響が得られない場合、
ホームページ制作を専門として1万件以上を構築した私たちがお答えできることは、
『ホームページに大事な3つの要素』ができていない確率がある、ということです。
その3つの要素とは・導入・制作・運用の3つ。
成功されている方は、この3つをきちんと行われている性質にあります。
この3つの要素の中にそれぞれ極意があり、それをキッチリと対策するだけで、企業のスケールや事業中身に関わらず、成果に繋がってきます。
ホームページ作成の前に見落としがちなのは導入時、「どのようなホームページを立ち上げるか」を考える”3C分析”です。
これを怠ると、せっかくホームページを作っても、ほぼ失敗すると言っても大げさではありません。
3C分析は、・Customer(クライアント)・Competitor(競合)・Company(自社)、この3つの頭文字をとって3Cと呼ばれる用語です。
Customer(カスタマー)を分析する事で、ターゲットが何を求め、如何に変化をしているのかを理解する事ができます。
Competitor(競合)を分析することで、競合他社の優位性や特色を認識することができます。
Company(自社)を分析する事で、自社の強みや優れている点を再見極めでき、打ち出すべきポイントを理解することができます。
このように、分析するポイントを絞ることで、方向性を明確化します。
まずは実績のあるホームページ制作会社に聞いてみる事をお勧めします。
制作実績を豊富に持つ制作企業に折衝する事は、成功への近道と言えるでしょう。
「ホームページを作って何がやりたいか」を伝えるだけでも、同じような課題を持った他社の事例を元にした、
最適なテクニック、予算感を知ることができます。
ホームページでは、自社が選ばれる所以を伝えるホームページへの集客、お問合せを増やしたい場合は、
クライアントに選んでもらえる「独自の強み」を伝えてください。
最初に自社が欲しいと思い描くお客様層に向けて、ライバルよりも選ばれる要因は何か、アピールすることが先決です。
インターネット上で自社のアイテムやサービスを検索した際に、どんな検索結果が現れるか調べてみましょう。
実際にユーザーの目線でホームページを閲覧してみようとすると、
競合企業だけでなく、口コミサイトや情報投稿など、ライバルとなるホームページが多数登場してきます。
ライバルに勝つには、自社が選ばれる要因を”3秒”で伝えられるキャッチコピーやデザインが有効です。
ホームページからの反響を一段と増やしたい場合はホームページからの反響獲得を増やすには、
連絡先や、問合せボタンを、すべてのページへ表示させ、誘導することが不可欠です。
集客を目的としている場合は、営業時や休暇についての表記も忘れないでください。
お問い合わせページがある事例は、入力時に離脱しない創意工夫が必須です。
弊社のユーザーのホームページを解析すると、お問合せページに来訪されるユーザーの90%以上が離脱している事が分かりました。
離脱の所以は「入力しづらい」「電話番号が載っていなかった」などさまざま。
一番大事なところで、お客様が離脱しないよう、連絡先の記載については細心の注意が必要です。
お問い合わせフォームの改善ポイントでは、お問い合わせフォームの離脱率を下げるためには何をすればよいでしょうか?
方法はいくつかありますが、今度は3つのポイントをご紹介します。
入力の項目数は最小限に!
入力項目は「8項目」までが好ましいとされています。
例を挙げると、・会社名・氏名・住所・連絡先・電話番号・メールアドレス・お問い合わせのきっかけ・ご依頼
これ以上に入力する数が増えるとユーザーは入力に嫌気が差してしまい、離脱する可能性が上がってしまいます。
ユーザーの手間を省き、かつ情報を手に入れやすくするためには必要最低限の項目数にすることが大事になってきます。
ストレスを減らし、必須項目をわかりやすく!
フォームの入力に、手間は避けられません。
なるべくストレスなく、入力していただける創意工夫を心がけてください。
入力項目には必要・任意の表示も分かりやすくしておきましょう。
必要項目の入力エラーによるやり直しや、入力作業の負担は、離脱を招くお薦めの原因です。
お問い合わせフォームでは、なるべく多くのクライアント情報を獲得したくなりがちですが、
ユーザーの負担を最低限まで減らすことに尽きます。
さらに、入力作業へのストレスを削減する、キャッチコピーも効果的です。
以下は弊社で行ったEFOテストですが、お問い合わせフォーム上面にあるアナウンスをAからBへ変更したところ
A フォーム上面で、入力から問い合わせ完了までの流れを解説
↓
B「3分で簡単入力」と負担を軽減する表現に変更
その結果、照会項目の数や内容は変更していないにも関わらず、フォームページの解析では、このように改善ができています。
離脱率 38.24%→18.75% 20%改善!
滞在時間 00:02:34→00:03:02
約30秒ずーっと滞在!
入力リセットをなくす
ユーザーが見定めページに移し変えした際、入力の誤りに気付いて戻った場合でも入力した内容が消えないように残しておく仕様にしましょう。
入力した内容がすべて消えてしまった!という体験をした事はないのですか?実際に不可欠であればもう一度入力しますが、そうでなかった場合、諦めてしまいませんか?ユーザーも同じ心理です。
ユーザーが誤った操作をして事例も考え、入力リセットをなくすなど、より親切なお問い合わせフォームにしましょう。
ホームページ公開後も常に付き合える制作企業を選ぶ
どんなに良いホームページを作っても、「ただ制作しただけ」では、成果が出ません。
インターネットの世の中では、サービスはいつも比較検討されるもの。
お客様のニーズは日々変わっていくため、ホームページは定期的に改善させていかないと、失敗してしまうでしょう。
ホームページ成功のカギは、制作後の運用(改善)にあります。
ただ企業では、日常業務に忙しく、ホームページの改善に手が回らない事が多いのが現状。
このため、ホームページを作る際は、ホームページの運用サポートに力を入れている制作会社を選ぶ事も大切です。
私たちも実践していますが、作った後に、いかにお客様と共に、ホームページの成果を上げていくかが最上重要な着眼点です。
ホームページを製作するだけが制作法人の仕事ではないのです。
◎ホームページの運用アフターケアに力を入れている制作法人の着眼点
・ホームページ運用専門の担当がつく・定期的な診断と改善助言がある
・相談窓口があってどんなときでも連絡できる・ホームページ運用の実績が豊富
・トラブルがあっても直ちに対応可能
ホームページを制作するとき、フリーで配布されている【テンプレート】型のツールと、
【独自】で構築するホームページ、一体どっちが良いのでしょうか?
この2つの良いところ・デメリットを解説します。
まず、【テンプレート】について。
メリット
・時間を掛けずに早く制作できる
・デザイン費等にお金が掛からない
デメリット
・他社と同じテンプレートを使用した場合は、差別化できていないホームページになってしまう
・Webページの自由度が低く、できることが限られてしまう
続いて【フルスクラッチ】について。
良いところ
・Webページの自由度が高い
・競合との差別化が明確になるデメリット
・制作時間が掛かる
・出費が掛かる【
テンプレート】と【独自】には、それぞれメリット・デメリットがあります。
「ホームページを作っても、効果が出るかわからないから、はじめは安価なテンプレートで…」と思いがちですが、
テンプレートの場合はことのほか手間が掛かるので要注意。
手間が掛かった結果、頓挫してしまう会社が多いのが事実です。
さらに、成果が出るのかどうかもわからないため、やみくもに時間を掛けてしまう前に、競合企業の事例を聞くといった情報収集が影響的です。
<テンプレート型ホームページの要注意要点>-------------------------------------------------------------
比較的安価で開始出来られるが、用意されるテンプレートを使うだけなので、
原稿、画像などの素材は全部自らで用意し自らで制作しなければならない。
費用については無料のツールもあるが、多くはサーバー費用の負担が不可欠。
専門家が作ったような意匠に仕上げるのは難しく、ブログ型はどれも同じような出来上がりに。
中には制作を申し入れ可能な業者もあるが、電話やメールでの受け応えが中心になるため、細やかなサポートは期待できない。
★要望を伝えて複数の見積もりを取ることで時価が把握出来、その分野を優れているとした優秀な業者を紹介してもらえるかもしれません。
そして、完了したホームページを運用するには中級レベルのパソコンの知識が必須となる。
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以上の事から、競合との差別化やWebでの集客をお考えの方はある程度の品質を専門家にお願い可能な制作企業をあたって、
【オリジナル】でホームページを制作される事をおすすめします。
ホームページを作って「ほったらかし」にしていませんか?
実は、ホームページは作ってからが大事になります。
「満足できるホームページができたから、それで終わり」という訳ではないのです。
ホームページは何のために作るのでしょうか?それは、見て知っていただきたいからですよね。
だからこそ、ユーザー(ユーザー・取引先・閲覧者)に満足してもらわないと、意味がないのはお分かりいただけると思います。
例を挙げると、ホームページには最新情報を載せることが多々あるのですが、せっかくの最先端情報角っこも、
更新をしていないと、ユーザーが「この会社本当にあるのかな?」「このサービスは終わったのかな?」と疑問に思ってしまいます。
加えて、見られていないページが多い場合、そのページに情報を掲載する意味があるでしょうか?
そのページが見られていないのであれば、見ていただけるよう誘導したり、新しいページを作成したりと、
試行錯誤してユーザーのニーズに合わせたページにしていく事が大事です。
しかし、「業務をしながらホームページにそこまで時間が掛けられない」「手間が多くて煩わしい」
「どうやったら見られていないページがわかるのか?」など、多くの会社様がサイト運営に問題をお持ちで、
分かっていても手を着けられないことが少なくないのではないでしょうか。
Web担当者を置けない場合は、ホームページを制作するときに【運用の部署】がある会社を選り抜く事を推奨します。
ホームページを作ってから、ユーザーのニーズに応えていく事で、ついにホームページを作った解釈=成果が出てくるでしょう。
・連絡しないと助言をくれない
・どのページがどれくらい見られているのかなど、調査をしてくれない
・営業の人が運用もすると言っている
この3点は要注意です。
もし実際、ホームページ制作エキスパートの選定でお困りの方がおられましたら、
各法人に、運用サポートについて具体的な内容を聞いてみてください。
ホームページのアクセス解析の問題
ホームページのアクセス解析は利点ばかりとは限りません。
いきなり応用しようとすれば問題が生じます。
それは、「手間が必要になる」「要点が把握出来ない」という事ではないでしょうか。
例を挙げると、
・ホームページのアクセス解析ツールの設定
・アクセス状況を逐一参考に・レポートの製作
・効果検証など、いろいろな作業をしなくてはいけません。
それを他の業務と並行してできるかと言われると、自信のある人は少ないのではないでしょうか?
ホームページのアクセス解析を導入した事で、他の業務が中途半端な状態になってしまうのは、企業にとって不利益でしかないのです。
まずはそれらをちゃんとと見極めたうえで、自社内で行えるのか、外部に頼むのかを、決める事をおすすめします。
ホームページ作りに役立つ、インターネット上の市場ニーズの拾い方について
インターネット上のツールを使った市場調査方法を一部ご紹介いたします。
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《Googleキーワードプランナー》
インターネットで検索されているキーワードのニーズや、競合性、検索される頻度などが分かります。
インターネット集客には欠かせないツールです。
(登録が必須。活用のときはホームページ関連業者ご相談ください)
《質問系サイト・口コミサイト》
インターネット上で消費者が質問し合ったり、評判を投稿しているサイト。
★要望を伝えていくつかの見積もりを取ることで相場が把握でき、その分野を得意とした良好な業者を紹介してもらえるかもしれません。
顧客の正直な考えや申入れが閲覧できます。
今頃の市場質問によると、「テレビの情報よりもインターネットの情報を信じる」と言う方が半数以上になってきました。
自社の商材について調べてみるのもお薦めです。
《アンケートや統計データ》
インターネット上には、毎日のように質問等の統計情報が公開されています。
特殊な業種であっても、各種団体でデータを開示しているケースが増加していますので、市場ニーズの把握に役立ちます。
《SNS系ツール》
instagramやツイッターなど、日々多くの方が発信しているSNSでも、各種ツールに沿った方法で、コメントを検索することが可能です。
#(ハッシュタグ)やキーワードで抽出するなどして、顧客のニーズを知る事ができます。
《SEOツール》
インターネットで検索されているキーワードの量や、上位表示されているホームページの分析、検索ニーズの多いキーワードの一覧などが分かります。
有料版から無料版まで様々あるので、目的に沿って活用してください。
《競合質問ツール》
ライバル会社のホームページを解析し、おおよその閲覧数等の情報を知ることができます。
自社ホームページとの比較が可能なため、反響アップのポイントになります。
特殊なツールのため、ホームページ関連業者に申し入れして閲覧するケースが多々あります。
ほか、高度なものも含めフリーのツールがふんだんにありますので、ホームページの導入や見直しをご検討中の方は、一度応用してみてください。
お忙しい方は、ホームページ関連のエキスパートに聞いてみると良いでしょう。
ホームページの運用というのは、公開したら終わりではないため、
「公開したあとの更新作業は誰がするのか?」「SEO対策は誰が担当するのか?」「SNSで展開はするのか?」「Web広告は出すのか?」など
予め決めておくといいでしょう。
また、ホームページというのは、作ったあとにランニング支出が月次かかります。
例えば、独自ドメインやサーバーの維持費をはじめ、メンテナンスを依頼した場合の保守経費などが代表的なコストです。
どのような形になるにせよ、公開後の運用体制を視野に入れておかないと、設計段階では気付かないトラブルが起きかねませんので注意が必須です。
制作後も折衝しやすいエキスパートに発注いただくことをお勧めいたします。
Webステージでは、制作後も定期ミーティングをしながら改善や集客を行っていきます。
専任のアドバイザーが付きますので、ホームページ運用は私どもにお任せください。