現在、採用サイト(コーポレートサイト)や広告求人を活用して
採用活動を行っている企業は珍しくありません。
しかし、どれだけ手間をかけた採用活動であっても、
企業と求職者とのミスマッチは往々にして起きてしまうものです。
では、なぜそうしたミスマッチが起きてしまうのでしょうか?
その理由として、自社アピール方法が間違っていた可能性があります。
今回は、ホームページ制作の際に
企業側が気を付けるべきポイントをご説明します。
求職者を対象とした採用サイト・広告求人に載っている
言葉は似たものが多いと感じませんか?
「雰囲気のいい会社です」
「自由な社風です」
など、このような言い回しは多くの企業が使っています。
しかし、これを見た求職者は
「企業の違いがわからない」
「どこも同じことを書いていて差がない」
と、混乱しかねません。
「働く現場をみせよう」「会社の雰囲気を伝えよう」と、
当たり障りのない内容を掲載するケースもよく見られます。
しかし、これでは求職者に企業の魅力を伝えるのは難しいでしょう。
自社と他社の差別化ができていないと、
本当に伝えたい情報を伝えることができません。
そのため、採用時にミスマッチが起こってしまうのです。
どれだけ凝ったデザインで、膨大な量の言葉を尽くしても、
結果的に、求職者に伝わっていなければ
ミスマッチどころか、応募すらしてもらえないでしょう。
少し前ではホームページを持っていることが一つのステータスだったのですが、
今ではホームページは持っていて当たり前。
それを使ってどう表現するかが大事になってきます。
次回、採用でミスマッチ!?曖昧な表現は避けよう!(2)では
求職者に対して効果的な切り口を解説します。